内定とは一般に、面接を終え、無事採用が決まったことを書面で求職者に通知することをいいます。一旦内定すれば刑法に触れるといったことをしない限り、余程の理由がなければ取り消されることはありません。

 

但し、履歴書や職務履歴書などに虚偽の申告をして、それが発覚したときは、ほとんどの場合は内定は取り消し処分となります。これは信用問題ですから、偽りの申告をするような人材は採用できないという、企業側からすると当然の処置となるのです。

 

まれに景気の影響や、自ら起こしてしまった不祥事などで企業の存続が危うくなってしまった場合に、内定が取り消されることがあります。昨今の不況中でも、内定取り消しが話題になったことは記憶に新しいことです。

 

内定が届いても、こちらから辞退したというケースもあります。他に希望している会社があり、そちらの内定をもらったという場合が多く、辞退を決めたら極力早く辞退する会社に連絡を入れなくてはなりません。

 

内定を出した会社としてみれば、研修や教育など入社に向けて様々な準備に取り掛かっています。そのため、辞退の申し出が遅くなると、企業側から損害賠償を申し立てられるケースもあります。内定通知をだしたということは、雇用契約が履行されたとみなされるからです。

 

在職しながら転職活動を行い、内定をもらったとき、並行して仕事ができるかどうか、という問題もあります。

 

在職中の会社が副業を禁じている場合は、転職が決まったらすぐに今の仕事をやめなくてはなりません。もし発覚すると、在職中の会社から規律違反で訴えられる可能性があるからです。こういうケースでは、転職の内定が出たらすみやかに退職します。

 

退職するには様々な手続きが必要で、思っていたよりも時間がかかります。行動は素早く起こすことが重要です。

 

せっかく希望する会社で新たな生活を始めようとする時に、色々と問題を抱えるのは得策ではありません。会社の規律にはしっかり目を通し、問題や禍根を残さないようにすることが転職をスムーズに進めるうえで重要なポイントです。