転職を決意し在籍していた会社を退社し、次の会社に就職するまでの間、アルバイトやパートなどで収入を得る行為をしない場合は、失業保険の給付を受けることができます。これは次の就職までの間、生活に困らないように国から所定の保険料を支給してくれる制度です。

 

失業保険を受給するためには様々な手続きが必要になりますが、一旦書類を提出すれば終わりというわけではありません。毎月ハローワークに行って就職活動をする、資格やスキルを身につけるために専門学校に行くというような、就職に向けて活動をしていなくはなりません。

 

また毎月「失業の認定」を受ける必要があり、職がない、収入がないということを認定してもわなくてはなりません。その上で就職に向けての活動をしていることを証明して、はじめて失業保険の受給資格が生じます。

 

失業保険の受給期間には限りがあり、原則として最長一年となっています。転職を決意し退職しても、だらだらと過ごしてしまわないようにすることが重要です。

 

そうはいっても、ギリギリになって行きたくない会社に就職することは、絶対避けなくてはなりません。また転職したくなってしまうからです。そのためにも在職中から退職してからのスケジュールをしっかり立てておくことが失敗のない転職方法です。

 

また、失業保険の申請から受給まで「待ち」の期間があることに注意しましょう。さらに退職した理由によって、この「待ち」の期間が変わってきます。

 

会社都合での退社なら一週間ですが、自己都合の場合は、少なくとも3ケ月は待ちの期間があり、その間は保険の給付はありません。

 

そのため、自己都合で退職する場合は、失業保険が受給できない期間の生活費を準備しておく必要があるといえます。

 

失業保険の受給資格は原則、就職活動をしていることが前提ですが、ケガや妊娠などで、働く意思はあるけれども実際に働くことはできないという場合であっても、受給資格はありません。就職活動を始めることで受給資格は発生します。

 

ハローワークに行けばほとんどの情報を入手することができますので、何かわからないことがあれば問い合わせをする、直接出向くなどして確認しながら就職活動を進めるようにします。