便秘の主な原因には、食物繊維の不足や水分不足、腹筋の筋力の低下、ストレス、トイレの我慢などがあります。いずれも、忙しい現代人にとって、なりやすいものばかりです。
便秘の主な原因には、食物繊維不足や水分不足、腹筋の筋力低下、ストレス、トイレの我慢などがあります。
食物繊維の不足
食物繊維は腸で吸収されず、便の流れをよくすることで腸のぜん動運動を促進し、排便しやすくなる効果があります。
ただし、食事の量少ないと便の量も減り、腸のぜん動運動が弱くなってしまうため、かえって便秘を助長することになります。
水分不足
便に含まれる水分は、正常な状態で80%くらいです。水分摂取が不足すると、便に含まれる水分の量は減少して硬い便となるため腸内の動きが悪くなり、便秘を引き起こす原因となります。
腹筋の筋力低下
腹筋の筋力が弱くなると腸のぜん動運動も弱くなり、便を押し出す力が弱くなるので便秘になりやすくなります。
ストレス
ストレスが原因で腸のぜん動運動を司る自律神経の副交感神経が乱れることでぜん動運動が規則正しく行われなくなり、便秘を引き起こします。
ストレスの要因としては、仕事や家庭の悩みなどのほか、睡眠不足や不規則な生活もストレスとなります。
トイレの我慢
便意は、直腸に便がたまって刺激を受けることで起こります。便意を感じたとき、忙しくてすぐトイレに行けなかったり、誰かと一緒にいて恥ずかしくて行かなかったり、ということを繰り返していると、次第に腸が刺激に大して鈍感になってしまい、便意をもよおすことが少なくなって便秘になってしまうことがあります。
その他
怪我や病気、薬の副作用などでも便秘になることがあります。
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